露ノ丸紀行

旅行記を中心とした趣味全般を書くブログ

【温泉】ほったらかし温泉&笛吹川フルーツ公園【旅行記】

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 2018年11月下旬、山梨県ほったらかし温泉笛吹川フルーツ公園へ行きました。

 

前々から絶景温泉として話題になっていたほったらかし温泉

さらにアニメ「ゆるキャン」でも舞台として取り上げられ、いつかは行こうと思っていたのですが…。

思えば春先から石和温泉三つ峠など、山梨へ足を運んでいたので、しばらく山梨はいいかな…と遠慮しているうちに11月になってしまったというわけです。

 

私の目標の一つに47都道府県制覇があります。

できるだけ未踏の県へ費用を温存したいというのも気が進まなかった理由です。

ただこの旅の前はかなり心が荒んでおり、究極の癒しが必要でした。

登山で体を動かし、気分転換を図るか。しかしハードな登山は体を余計に疲れさせるのでは?

 

温泉でのんびりし、リフレッシュするか。しかしくつろぐだけでは充実感が足りないのでは?

 

どちらか悩んでいた時、こう思いました。 どちらもやればいいのだと。

そんな時頭に浮かんだのがほったらかし温泉でした。

ゆるキャンの作中では登山のような上り坂を1時間以上かけて温泉まで歩いていったとのこと。

これならば体を動かしつつ温泉でのんびりできる。

そんなこんなで行き先が決定したのでした。

 

出発 

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特急かいじ 甲府行きに乗車。

かいじに乗ったのは今年3回目ですが、新型車両に乗ったのは初めて。
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車内で朝食にします。

ホーム売店で購入したカツサンドです。

車内では基本的に駅弁を食べるスタイルですが、まだ昼には早いため軽めに。

到着


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山梨市駅に到着です。
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ゆるキャンと同じ構図で写真を撮ろうと思いましたがあいにく工事中でした(泣)

 

道中


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フルーツ公園を目指して歩いていきます。


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道中には「名前のない展望台」という展望スポットがあります。

 

展望台といってもしっかりとしたものではなく、道路の脇にちょっとした広場があるような感じです。

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そこからは遠く富士山を望むことができます。

笛吹川フルーツ公園


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ひたすら坂を登り続け、徒歩40分ほどで到着。


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広場からは街並みと富士山を眺めることができます。

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「中のカフェでスイーツが食べられるんだ!」

「おおおぉぉぉ!」

 

のやつです。(アニメゆるキャンより)
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建物内にはゆるキャンのガチャが置いてありました。

さすが聖地といったところです。


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ちょうど昼時ですので昼食にします。

 

とても眺めがいいレストランです。

さぞ夜景も綺麗でしょうね。

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山梨のフルーツをふんだんに使用したフルールカレーです。

その名も「フルーツ盆地」

 


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園内は葉が色づいて鮮やかです。

 

園内のカフェで食後のデザート。
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作中でも食べられていた季節のカフェ。
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カフェ内はコラボでもやっているのかと言わんばかりのゆるキャン特集。

腹も膨れたところでさらに登り、ほったらかし温泉を目指しましょう。

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新日本三大夜景スポットだそうです。(撮影に失敗しよく見えませんが)

 

確かに市街が一望でき、綺麗な夜景になりそうです。

高いビルがなく、盆地という地形上、光が一面に広がるのが綺麗なのでしょうね。

 

夜景の写真ももちろん撮影しているので、それは後ほど。

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写りはよくないですが、ここからも富士山をパシャり。

遠くの富士山を綺麗に写せるいいカメラを買おうと考えさせられました。

 

ほったらかし温泉
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フルーツ公園から再び坂を登りおよそ30分。

ようやくほったらかし温泉に到着です。

 

途中何台も車は見かけましたが、歩行者は自分以外見かけませんでした(笑)

 

駅からおよそ1時間半ですからね。
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「あっちの湯」と「こっちの湯」の2つのお湯に別料金で入るシステムです。

もちろん迷わず両方入ります。

 

どちらの温泉も噂通りの絶景でした。

一生入っていられるのでは?と思ったほどです。

 

実際、あっちの湯では昼間の景色と夜景を二度味わうために1時間以上入浴していたほどです。


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入浴後に嬉しいコーヒー牛乳。

 

こんなところでお目にかかれるとは思っていませんでした。
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入浴後の富士見コーヒー牛乳は格別です。

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日が落ち、灯りがともるとまた良い雰囲気に。

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月が綺麗ですね。

いいカメラでこの光景を撮りたかったなあと思います。

 

(※執筆時2019年5月現在、未だにカメラを買っていません(笑))
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月を眺めてそばを食す。

これぞリアル月見そばです。

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ほったらかし温泉からの夜景です。

 

なるほど、夜景が綺麗と言われるわけです。

一面に広がる光が美しい。

 

ここまで感動的な夜はなかなかありません。

帰り道


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昼間のレストランの外観。

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道中の該当はフルーツを模した形になっており、夜道を照らします。

 

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この夜景は行きに立ち寄った日本三大夜景の場所で撮った(はず)。

 

帰りも行きの時点では、帰りも1時間以上歩くのかと考えると少々気が重かったですが、いざ歩き始めるとそんな思いは吹き飛びました。

 

常に夜景を望みながら穏やかな帰り道。

月明かりもこんなに明るかったのかと気づかされました。

 

帰り道は1時間10分ほどでしたが、あっという間だったように思います。

むしろもっと歩いていたいとすら思いました。
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さて、名残惜しいですが旅もそろそろ終わりです。
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駅周辺のコンビニはご当地感がなかったですが、少し歩いたスーパーにはご当地メニュー(?)が売っていたのでそれを購入。

 

最後まで山梨を堪能して今回の旅を終えました。

 

終わりに

大抵の旅は、出発前の期待値が高すぎるあまり、「意外とそうでもないな」と思うことも多々ありましたが、今回は期待通り、いやそれ以上の感激でした。

 

温泉は長時間歩いた甲斐もあり、体の癒され方が段違いでした。

 

一般的にはフルーツ公園までバスや自家用車を使って訪れるとは思いますが、是非徒歩で向かうこともおすすめしたいです。

 

帰り道が夜だとさらに良いでしょう。

 

またこんな素敵な夜景に巡り会いたいものです。

 

お読みいただきありがとうございました。