露ノ丸紀行

旅行記を中心とした趣味全般を書くブログ

【登山記録】鋸山(千葉県)

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12月2日(日) 鋸山(千葉県)

千葉県の山、鋸山へ登山に行きました。

登り下り共に徒歩の予定でしたが、帰りはロープウェイで下りました。

 

特急新宿さざなみ1号に乗って浜金谷駅へ向かいます。

新宿さざなみは新宿始発、館山着の土日限定の特急列車です。

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首都圏の有料特急は大方乗りつくしましたが、千葉の特急はどうにも洒落っ気がないですね。

どちらかといえば通勤向きの特急といった位置付けなのでしょうか。

日曜ということで自由席は混雑するかなと、えきねっとで事前に指定席券を取りました。

当日券売機で指定席券を引き換えようとしましたが… 「予約は受け付けていません」 とのこと…。

目を疑い、かなり焦りましたね。 どうやら予約時に操作を誤っていたようです。

ここで時間を大幅にロスし、車内で食べる朝飯を買い損ねる始末。

泣く泣くその場で自由席券を購入。

どうか座る席が残っていてくれ…と祈りましたが杞憂でした。

ガラガラで好きな席を選び放題です。 時期的なものでしょうか。

日曜午前でこの乗車率で大丈夫なのでしょうかね。


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9時40分 浜金谷駅到着


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登山道へ駅から歩いて行けるのは嬉しいです。

ロープウェイへの道筋は看板等でわかりやすかったのですが、登山道へは少々わかりづらく、5分少々迷子に(笑)


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無事たどり着き、車力道コースを進みます。


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道中ところどころ海が望めて見晴らしがよかったです。


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車内で朝食を食べ損ねたので、この時点でかなりの空腹状態。

早く山頂にたどり着き、昼飯にしようとほぼノンストップでガンガン進みます。


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駅からおよそ1時間。 山頂に到着です。

鋸山の山頂は展望がない、と事前情報で得ていましたが、そうでもなく、悪くない景色でした。

ただ他のスポットには劣るのでそう書かれていたのでしょう。

 

ただ狭い! 10人もいると圧迫感があるようなスペースです。

ベンチも3人程度のものが一つ。

他に腰を下ろせそうな場所もありませんでしたので、ここでの昼食は断念。


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11時7分 東京湾を望む展望台到着

 

360度の展望スポットです。

東京湾や金谷の町々、房総の山々が眼前に広がります。

展望台は円形になっていて、ベンチも円形になっていました。

展望台の広さはそれほどですが、それでも20人ほどは座れるベンチです。
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既に昼食にしている一行もいましたので、私もここで昼食に。

昼食にしている一行はバーナーでアルミの鍋焼きうどんを楽しんでいました。

あれは寒い日にはたまらんでしょうなあ。

カップ麺は熱々のお湯でも少々温度が下がってしまうのが玉に瑕です。

私もバーナーを買ったら試してみたくなりました。

 

さて、私の登山飯はもっぱらカップ麺。

バーナーはないのでボトルでお湯を用意しておきます。

そして魚肉ソーセージにクッキー、ようかんに紅茶で締めます。

紅茶は保温マグカップに入れるので長く熱々を楽しめます。

体を止めて少々冷え始めた体に染み渡ります。

カップ麺も同じようなことができないものですかね。

この時はお湯を入れた後に口の部分をラップで包み、保温に努めましたが…もっといい方法を探したいです。
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腹が膨れたところで次に向かいます。


鋸山は山頂を登って終わりではありません。

「地獄のぞき」がある日本寺へ向かいます。

日本寺内に入るには拝観料600円が必要です。

一度支払えば入退場自由だそうです。

ロープウェイと鋸山山頂へのルートは基本的に日本寺を経由しなければなりませんので、ありがたい措置です。
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鋸山山頂や展望台にはそれほど人はいませんでしたが、日本寺は多くの観光客で賑わっていました。

ロープウェイから山頂方面へはそれなりの登山道をあるくので、登山客が中心なのでしょうね。


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実際に覗き込んでみましたが、並んでいる列から下を覗き込んだ方が足がすくみました。笑
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名物地獄覗きには行列ができていました。


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境内を散策し、十州一覧台に到着。

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境内は階段によるアップダウンが激しく、登山よりもきついんじゃないでしょうか。

疲れも感じていたので、ここでティータイム。

山頂から50m以上低いところではありますが、展望は十分。

展望台と違い、人が全くいなかったので、癒しのひと時となりました。

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さて、そろそろ下山ルートを決定する頃合いです。

日本寺観光から徒歩で下山する場合は保田駅へ向かうのが一般的なようです。

ただ、保田駅周辺にそそられる温泉が見当たらず…。

この日は気温も高く、登山でかなり汗をかいていたので温泉はマスト。

登山者として歩いて下山するか、温泉のためにロープウェイで下るか。 心の中で温泉が勝利し、ロープウェイで浜金谷駅へ戻ることに。


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しかし覚悟はしていましたがそこからが長い!

ロープウェイ乗り場から徒歩30分。

登山後の疲労した体には堪えます…が、これも絶景温泉のため!

ひたすら歩き続け「海辺の湯」に到着。



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決め手は露天の展望の良さとサウナがあること。

登山後のサウナは疲労回復が早まる気がしてお気に入りです。

お湯は黒湯でした。

洗い場もそれなりに広く、文句なしです。

待望の露天は…? 眼前に広がるは東京湾

船が行き交う様子も見えます。

ガラス越しなのが残念でしたが、良い展望です。

底面に座り込むと景色は見えなくなりますが、段差であれば景色を楽しむことができます。

快晴ならば富士山まで見えるそうですが、この日は見えず。

砂浜が目の前で位置的には恵まれてる場所だと感じました。

サウナも堪能して風呂を出ます。
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風呂上がりはコーヒー牛乳と決めているのですが、まさかの売り切れ!

泣く泣くラムネを選択。 くつろいですっかり疲労も回復しました。

 

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帰りは特急がないため、軽く食べて帰ります。 浜金谷駅近くの回転寿司で夕食。
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レーンは回っておらず、直接注文します。 地魚が美味しいお店でした。

帰りは浜金谷駅から君津まで各駅、君津からは総武快速で帰路につきました。

 

 

低山ではありますが、総じて景色が良く、満足の旅でした。

温泉も30分歩いた甲斐があったなという感想です。

 

今回は以上になります。 最後までお読みいただきありがとうございます。